2018年8月下旬 秋の足音が聞こえます
幕末にフォン・シーボルトがテッポウユリの球根を持ち帰り、復活祭に用いられるイースター・リリーとして大流行すると、球根は近代日本の絹に次ぐ二番目の主要輸出品として外貨を獲得しました。
ゆりの花の、白、桃、赤色のフラボンやアントシアン系色素のものには香りがあります。日本だけの表現ですが美女の形容として「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があります。
ゆりの甘い香りは副交感神経に作用して新陳代謝を高め、人体のホルモン分泌を促して糖尿病や肥満等に効果があると言われ、色とりどりの花は心や身体のバランスを整えてくれるセラピー効果があるそうです。
季節のうつろい2018 ⇒ 8月下旬