はげちゃんの世界

人々の役に立とうと夢をいだき、夢を追いかけてきた日々

第2章 水回りにピンクの汚染

洗濯パン排水口の蓋裏に薄いピンク色をしたものがついているので気持ちが悪いと通報があった。浴室の排水口の蓋裏、便器内の洗浄水吹き出し溝にも薄いピンクをした汚染があるとの通報も寄せられた。害があるのかないか、管理会社に調査を依頼したが・・・。

1 通報で気づく

2004年9月24日の夜、2階の区分所有者より「洗濯パン排水口の蓋裏に薄いピンク浴室排水口のピンク色のもの色をしたものがついているので気持ちが悪い。」との連絡があり、管理会社へ調査を依頼しました。

9月26日の夜に3階の区分所有者より、「洗濯パン排水口の蓋裏と浴室の排水口の蓋の裏に、薄いピンク色をしたものがついている。」との連絡があったことも管理会社へ連絡して、前回の調査結果を尋ねると「薄いピンク色をしたものを採取して保健所に検査を依頼しました。結果が出るまでは少々時間がかかります。」と回答がありました。

9月27日に1階の区分所有者から「便器の内側のフチに薄いピンク色をしたものがついている。」との連絡がありました。私も自宅を調べると、洗濯パン排水口の蓋裏と便器内の洗浄水吹き出し溝に薄いピンク色をした汚染があるのを発見しました。これまで見たことがなく、毒性があるかもしれないので、まな板や食器などの除菌や漂白に使う食器用漂白剤をかけてブラシで取り除きました。

9月27日夜に開催した第2回理事会で、「浴室および洗濯パンのピンク色状汚染の有無」についてアンケートを実施することが決まりました

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2 アンケート実施後も

2004年10月6日、「浴室および洗濯パンのピンク色状汚染の有無」についてのアンケートを実施すると、通報があった住居以外で同じような現象はみられません。

10月22日、理事会報創刊号で「浴室の排水口の蓋裏・洗濯パン排水口の蓋裏・便器内の洗浄水吹き出し溝の確認」を呼びかけました。

11月9日、2階と4階の区分所有者より「洗濯パン排水口の蓋裏にピンク色状の汚染が現れた。」と連絡があり、管理会社に調査を依頼しました。

11月16日、理事会報第7号で「おかしなときはすぐ連絡を」とお知らせしました。

過日、下記の部分にピンク状の汚れがないか調査いただきました。二世帯に汚れが発見され、妙なことにならずに終わればと願いながら飲料水の水質と汚染物質の検査を専門家に依頼しました。
  ① 浴室内の排水溝にかけられている蓋の裏側
  ② 洗濯パンの排水溝にかけられている蓋の裏側
  ③ 便器内部の水吹き出し溝の部分

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3 換気の呼掛け

2004年11月20日、管理会社より「洗濯パンのピンク色状汚染はカビの一種で、洗い流せば問題ありません。保健所での検査結果は毒性がありませんでした。」と電話で連絡がありました。「カビの名前と発生原因はなんですか。」「毒性がなく洗い流せば問題ないというので聞いていません。」と、まるで子供の使いです。

保健所へ問い合わせると、カビの名前と発生原因を説明していることがわかりました。区分所有者へお知らせする必要があるので素人向けの説明をいただき、11月25日発行の理事会報第8号で周知しました。

換気を十分に
 過日調査したピンク状の汚れを札幌中央保健所で検査してもらいました。高温多湿のところによく発見されるカビで、発生まもないとピンク色をしていますが、やがて胞子(ほうし)を形成するようになります。この胞子を吸い込んだり、食物について口に入ったりすると、毒素を出すことがあるそうです。カビは浴室内の排水口にかけられている蓋や、洗濯パンの排水口にかけられている蓋の裏側に発生します。このカビを発見したら、すぐに防カビ剤でこまめに除去してください。また、毎日入浴されるご家庭、毎日シャワーを使われるご家庭、毎日洗濯が必要なご家庭は、乾燥した状態になるまで換気を十分に行ってください。健康のためには換気扇を止めずにおきましょう。

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4 原因はセラチア菌

浴室排水口にかけられている蓋の裏側、洗濯パンの排水口にかけられている蓋の裏側、流し口や便器の内側などは水が留まりやすく、石けんカス、湯あか、水あか、汚物などで汚れやすいので、空気中の雑菌(細菌やカビ)が付着して繁殖しやすくなっています。

これらの雑菌のなかには繁殖に伴って桃色や黄色など特定の色素をつくるものがあり、付着した場所の条件によってくすんだ薄桃色から鮮やかな桃色まで様々に発色することがあります。札幌中央保健所の検査結果はセラチア菌でした。

このような現象が発生したら、発色した部分を水でよく洗い流します。水洗いで見た目はきれいになっても雑菌の一部が生き残り、再び繁殖して同じ現象が起きることもあるそうです。

熱湯もしくは市販の漂白剤で洗えば再繁殖を防ぐことができます。また、空気中の雑菌は温度や湿度など条件さえそろえば繁殖するので、浴槽やトイレの換気をよくして湿気を減らすと発生防止につながるそうです。

その後の実験で、清掃のし残し部分に発生することが分かりました。私は水を流しながらブラシをかけています。面倒だからと急いで、雑な清掃をすると百害あって一利なしですね。

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